産業廃棄物収集運搬業許可

産廃収集運搬業許可とは、産業廃棄物処理業のうち「収集運搬」に関する許可です。

産業廃棄物の種類

産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、廃油や金属くずなどをいいます。
また、産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性その他人の健康又は生活環境にかかる被害を生ずるおそれがあるものを特別管理産業廃棄物といいます。
(例)
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、 紙くず(特定の事業所から排出されるもの)、木くず(特定の事業所から排出されるもの) 繊維くず(特定の事業所から排出されるもの)、ゴムくず、金属くず 等

産廃収集運搬業許可を取得するために必要な要件

●講習を受講していること

産廃収集運搬業許可を申請する事業主・法人の代表者や役員等が日本産業廃棄物処理振興センターが実施する講習を受講し、修了試験に合格しなければいけません。

新規講習か更新講習か等によって、受講しなければいけない講習が異なっていて、受講期間も2日~5日となっています。

合格発表まで1カ月程度はかかるので、産廃収集運搬業許可を申請する際には余裕をもった日程を準備しておく必要があります。

●運搬車・運搬容器等が法定の基準を充たしていること

運搬する廃棄物によって、使用できる車両、容器等が異なります。
特に汚泥などの泥状の産業廃棄物の場合は普通のダンプ車の荷台にそのまま載せることはできないため、 専用車両やドラム缶や大型コンテナといった容器が必要になります。

●経済的基礎を有すること

利益を計上できていない、債務超過の状態である場合、許可を受けることができない場合があります。

●欠格要件に該当しないこと

法人の役員だけでなく、株主や出資者、政令で定める使用人も欠格要件に該当しないことが必要です。

マニフェスト

選挙の際によく耳にする、「マニフェスト」。 産廃の処理にも、マニフェストがあります。こちらは「産業廃棄物管理票」のことを指します。
産業廃棄物が適正に運搬・処理されたかどうか確認するための制度です。

収集運搬業者は、産業廃棄物を積み込む際、排出業者から運搬の方法や運搬先などが書かれたマニフェストを受け取ります。
そして、マニフェストの記載通りに運搬をし、運搬終了に関する記載をした上で運搬先である中間処理業者に渡します。
マニフェストは7枚セットになっていて(うち6枚は複写)、運搬業者はB1票とB2票を受け取り、B1票を手元に保管しB2票は排出業者へ運搬終了の報告として渡します。

マニフェストの詳細な使い方は 公益社団法人 全国産業廃棄物連合会【マニフェストの流れ】に記載があります。